マイコプラズマ肺炎

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マイコプラズマ肺炎かな?と疑いをもったら症状チェック

マイコプラズマ肺炎にかかったら

 

マイコプラズマ肺炎とは|インフルエンザB.com

 

「風邪だと思って病院に行ったら、肺炎だった!」それがマイコプラズマ肺炎です。
マイコプラズマ肺炎は2011年に流行して以来、感染者数が増えつつある肺炎のひとつ。

 

肺炎というと、高齢の方がかかる病気とも思いがちですが、マイコプラズマ肺炎の感染者の約8割は14歳以下の子どもです。
潜伏期間が2〜4週間と長く、この間に二次感染を起こすケースが多いので注意が必要です。

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マイコプラズマ肺炎とは|インフルエンザB.com
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マイコプラズマ肺炎とは?

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)」という菌が原因で起こる肺の炎症のこと。
感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染、あるいは感染者との接触によって感染します。
症状は咳や発熱が多く、普通の肺炎に比べると軽く済むことが多いのが特徴です。

 

マイコプラズマ肺炎の症状

@咳

最も目立つ症状は、咳(咳嗽)です。痰の絡まない「コホッ、コホッ」という乾いた咳がしつこく長く続くのが特徴。
熱が下がったあとも3〜4週間に渡って長く続くことも。高齢者の場合は気道が炎症を起こし、痰を伴う湿った咳になることもあります。

 

A発熱

39度前後の高熱が出ます。一日中高いわけではなく、数時間おきに上がったり治まったりする状態(弛緩熱)。
40度近い高熱が出ることもあります。
※熱があまり出ないこともあり、症状の出方は一様ではありません。

 

B全身のだるさ

 発熱が長く続くと、全身がだるく感じられます。食欲が下がることも。

 

C喉の痛み

 乾いた咳が続くと咽喉(のど)に負担がかかり、気管支炎に似た炎症を起こします。
※気管支炎が悪化すると、肺胞にも炎症が起こり、呼吸時に喘息のような喘鳴(ゼイゼイとした音)がすることがあります。

 

症状を見ただけでは普通の風邪やインフルエンザ、気管支炎と見分けがつきにくく、医療機関で血液検査などを受けて初めてマイコプラズマ肺炎と分かることがほとんどです。
治療が遅れると髄膜炎や肝炎、膵炎、脳炎、関節炎、心筋炎などの合併症を起こすこともあるので、早めに診察を受けましょう。

 

肺炎球菌による肺炎とは違う?

肺炎にも色々な種類があります。
最も有名なのは、肺炎球菌による肺炎。
感染者数で比較すると、マイコプラズマ肺炎の4倍もの数が毎年報告されています。
これは高齢者によく見られる肺炎で、重症化すると命に関わることも。

 

現在は、成人用肺炎球菌ワクチンが開発され、65歳以上の高齢者への接種が推奨されています。
肺炎球菌による肺炎は定型肺炎(細菌性肺炎)、マイコプラズマ肺炎は、非定型肺炎(非細菌性肺炎)と呼ばれ、区別されています。

 

マイコプラズマ肺炎は感染する

マイコプラズマ肺炎の原因菌は「肺炎マイコプラズマ」です。
人から人へと感染し、季節を問わず、子どもからお年寄りまで幅広く罹患の可能性があります。
特に6〜14歳の学齢期に多く見られ、家族や学校での集団生活で感染が広まることが多く、注意が必要です。

 


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マイコプラズマ肺炎はなぜ感染するか?

 

 

マイコプラズマ肺炎とは|インフルエンザB.com

 

マイコプラズマ肺炎は、原因がなく自然に起きるというものではありません。
原因となる「肺炎マイコプラズマ」を持った患者さんの咳やくしゃみによって、または直接的あるいは間接的な接触によって感染します。

 

  1. 飛沫感染:咳やくしゃみをすると、目に見えないほどのちいさな飛沫(水しぶき)が口から1〜2m程度飛び散ります。

    日常のおしゃべりでも0.5mぐらい飛び散っていると言われています。
    マイコプラズマに感染している人が咳やくしゃみ、そしておしゃべりをしたら、その飛沫に含まれている原因菌も一緒に飛び散りますので、近くにいた人が原因菌を吸い込んで、口や鼻などの粘膜に付着してしまうと感染します。

  2. 接触感染:
    • 【直接接触】 感染者と直接的に触れ合うことで感染します。

      マイコプラズマ肺炎は子どもに良く見られる病気です。
      感染に気付かない潜伏期間の間に子どもどうしで手をつないだり、じゃれあったりすることで感染が広がることがあります。

    • 【間接接触】 感染者が使った食器、手や体を拭いたタオル、身につける衣類、その他寝具や筆記用具、ドアノブなどを介して感染することがあります。

潜伏期間はどのくらい?
マイコプラズマ肺炎の特徴のひとつは潜伏期間の長さです。
2〜3週間と長めで、ときには発症まで1か月もかかることも。
感染しても発症するまでが長いので、その期間に知らず知らずのうちに感染を広げてしまうことがあり、幼稚園・保育園や小中学校で集団感染を起こしやすい原因になっています。

 

感染しないためには?

飛沫感染を防ぐには、感染者から2m程度距離を置くこと。
飛沫(しぶき)は水分ですから、勢いよく飛んでも2m以内で落下します。
次に、お互いにマスクを着用し、飛沫を飛び散らせないように、そして吸い込まないように注意しましょう。
接触感染を防ぐには、感染が分かったら他人との接触を避けるようにすること。食器や衣類、タオル、寝具を別にして、共用しないことが大切です。

 

いずれも風邪(流行性感冒)やインフルエンザ、感染性胃腸炎の予防と同じです。
普段から手洗い、うがい、そして人混みではマスクをすることを心がけ、感染から身を守るようにしましょう。

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